大阪府立臨海スポーツセンター耐震化等改修のための寄附金受領式

2013年2月14日、「大阪府立臨海スポーツセンター耐震化等改修のための寄附金受領式」が、大阪府側から松井知事、大阪府教育委員会中西教育長、 寄附側から練習生OBのフィギュアスケート高橋大輔選手、臨海スポーツセンター大西ヘッドコーチ、支援の会高林会長らが参加し、 午前10時30分より大阪府庁にて挙行されました。
高橋選手、高林会長より、知事に1億5千万円の寄附金の目録が知事に手渡されました。
>> 支援の会からの目録・趣意書・要望書(pdf)

高林支援の会会長から知事へのコメント

今回、施設の利用者が中心となって募金活動を行い、公の施設を存続させると言う極めて前例の少ない行動でありました。 それだけにスタート当初は全く先の見えない暗中模索の状態で、実際困難を極め苦しい日々でした。
本日この様な晴れやかな日を迎えることができましたのは、ご同席頂いている高橋選手が全国で積極的にアピールいただいたこと、そして選手・利用者の「練習場を失いたくない」と言う熱意・子供達の教育の場を残して欲しいと言う民意、また何よりも全国に多数いらっしゃる熱烈なスケートファンの方々の熱い想いに後押し頂いた結果です。
小さな子供さんがお年玉やお小遣いを貯めて募金されたり、お孫さんに募金を託され後お亡くなりになった方もいらっしゃると聞いております。v このようにこの場ではとても言い尽くせない色々な方の色々な想いが詰まった1億5千万円であると言うことを重々ご承知の上、末永く大阪府立臨海スポーツセンターの運営にあたっていただきたいと切にお願い申し上げます。

高橋選手より知事へのコメント

今回の募金活動の結果を得て、以前、知事とお約束させて頂いた工事実施に踏み切って頂いた事に厚く御礼申し上げます。
自分たち選手としては、スケートリンクがなくなる事ほど辛いことはありません。
それだけに今回の活動は何が何でもやり切らないといけないという強い思いで臨みました。また、現状臨海スポーツセンターのリンクは国際基準サイズを下回っており、是非これを機にリンク面積の拡大についてご検討頂きたいと思います。
自分は次のソチ五輪を目指していますが、今後臨海スポーツセンターから世界を目指す選手を一人でも多く輩出できるように、自分も頑張って行きます。

知事からのお言葉

今回の施設存続のケースは全国で初めてです。
大阪府の財政難から本当に皆様にご負担をおかけしましたことを申し訳なく思っております。
このように大切なお金を頂戴したからには、最後まで責任をもって工事を遂行して参ります。
また、リンク拡大の件については予算の問題もありなかなか厳しい現状ですが、当面今後の推移を見守りたいと思います。
本当にありがとうございました。

中西教育長からのお言葉

先日、正式に工事費の予算がおりました。 これから、工事実施に向けしっかりと推進して参ります。

高林会長より知事に目録が手渡されました
多くのメディアの取材がありました
左から知事、高林会長、高橋選手、大西ヘッドコーチ
がっちり握手
インタビューに答える知事と高橋選手
インタビューに答える高橋選手と高林会長

「臨海スポーツセンター耐震等改修事業費(一部大阪教育ゆめ基金活用)」の「大阪教育ゆめ基金」の部分が今回の寄附金に該当します。 改めまして募金活動にご協力いただきました全国の皆様に心から厚く御礼申し上げます。

臨海スポーツセンター支援の会 一同

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