大阪府立臨海スポーツセンター存続への過程
大阪府立臨海スポーツセンターは2008(平成20)年4月に大阪府の財政難により廃止対象とされ、直ちにコーチ・練習生・保護者によって「存続の会」を立ち上げました。署名活動を行い、存続のためのイベントを開催した後、財政再建に関わる利用者負担による再建案を大阪府に提出し、それが認められ翌年6月に施設の存続が決定しました。
ここで存続の会を「支援の会」に変更し、3年後に訪れる耐震補強・施設老朽化問題への対策を練りました。しかし、2011(平23)10月にその対策工事費約3億円に対し、大阪府の歳出は一切行わない旨の通知があり、2度目の窮地に陥りました。そこで、2012(平24)5月、フィギュアスケート高橋大輔選手と共に大阪府松井一郎知事に存続の要望を陳情しに訪れた際、知事より「工事費の半分にあたる1億5,000万円を募金などで集め、大阪府に寄付してもらえれば、残りの半分は大阪府が歳出する」との回答がありました。直ちに募金活動を開始し、またチャリティーイベントを開催し、広く全国から寄付を頂戴しました。
しかし、なかなか目標額に達しないまま約半年が過ぎたある日、突然1億円を超える寄付が寄せられ、一気に目標達成となりました。平成26(2014)年6月「目標達成御礼イベント」を開催し、翌年から工事を実施しました。
そしてようやく2018(平30)9月に工事が完了し、同年10月の「臨スポ改修工事完成記念イベント」にこぎつけることができました。施設の廃止問題が勃発してからちょうど10年の歳月を費やし、この間数多くの方々のご支援を頂戴しました。改めまして皆様に心から厚く御礼申し上げます。
臨海スポーツセンター支援の会 一同
最初の存続危機と存続活動
2008(平成20)年4月に大阪府の財政難により廃止対象と発表された後、わずか1ヶ月弱で全国約13万2,000人の方から臨スポ存続への署名が集まりました。
同年5月13日「臨海スポーツセンター存続のためのイベント」を開催しました。
2度目の存続危機と募金活動
2度目の存続危機にひんし、2012(平24)5月17日フィギュアスケート高橋大輔選手と共に松井知事への施設存続要望の陳情を行いました。その結果知事より「工事費の半分にあたる1億5,000万円を募金などで集め、大阪府に寄付してもらえれば、残りの半分は大阪府が歳出する」との回答を得ました。
これを受け、大阪府下各所で募金活動を行いました
2012(平24)7月12日「臨スポ 愛 チャリティーフェスティバル2012」を開催し、多くの方に募金頂きました。
日本のトップ選手たちにも募金活動に参加して頂きました。
目標募金金額の達成
2012(平24)7月12日、目標の募金金額を達成。翌年2月14日、高橋大輔選手と共に大阪府松井知事を府庁に訪問し、目録を手渡しました。
2014(平26)5月25日「臨スポ目標達成御礼フェスティバル」開催しました。
イベントには募金活動に参加いただいたトップ選手達も参加下さいました。
高橋大輔選手からは御礼のご挨拶がありました。