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りんスポ人物伝 第二回 石谷 治監督(臨海スピードスケートクラブ)(後編)

石谷 治(いしたに おさむ)監督
1959(昭和34)年9月8日生まれ
大阪府出身
平日はサラリーマンで、土日祝は臨海スピードスケートクラブ4代目監督!


このインタビューは2010年に行われたものです。


――こんどは監督ご自身のことをお伺いします。そもそもショートトラックを始められたきっかけは?
高校まではまったく経験なしです。大阪経済大学に入学した時に、スケート部の先輩から部に勧誘されました。でもその先輩はフィギュアの先輩でした(爆)。でも僕はフィギュアは全くする気はなく(笑)、はじめからスピードをやるつもりで入部しました。実は選手として競技していたのは大学の4年間だけです。

――へええ、意外ですね。でも、関西スケート界の雄大阪経済大学(2009年に部創立50周年を迎えられたそうです!)で、一気に実力をつけられたのですね。
最後のインカレでは、500m、1000mとも6位になることができました。その時は1000mを1レース6人で滑っていたので決勝にも残りました。まさか自分が決勝を滑れるとは思ってもいませんでした。僕以外は全部ジュニアからの経験者だったのです。

――文字通り太く短い現役生活だったのですね。特に思い出に残っている試合は?
最後の試合、関西学生選手権ですね。忘れもしません、臨海スポーツセンターで3月20日に試合がありました。翌日から就職して会社に行くことになっていたので、まさしく学生最後の日でした。その試合では、500mで2位に入り、大学も団体で準優勝することができました。すっかり暗くなった館内で、部員8名で記念写真を撮りました。この8人は今も大切な仲間です。

――そして3月21日からは予定通りサラリーマンとなった石谷青年ですが、どうして指導者としてスケートを続けることになったのでしょうか?
会社勤めをしながら大学にコーチとして残ったのがきっかけです。その後競技役員になり、オリンピックに出場した神野由佳選手のお父さんがされていた臨海スピードスケートクラブの監督を引き継ぐことになりました。

――それで、今日に至るのですね。もう指導者生活も30年!
こんなに長くやるとは全く思ってなかったですね。昔はショートトラックとアウト(一周400mの屋外リンク)の両方の試合に出ていたのですが、大学4年の12月にあったアウトの関西学生の試合で500mと1000mと両方とも2位になったんです。その時「こんな寒いリンクに来るのも最後や!」と思っていたのに、その後も何回も凍えることに・・・(苦笑)。

――ははは・・・そういえば石谷監督はスケートのコーチなのに、リンクではいつもかなり厚着で寒がりでいらっしゃいますよね。

――こんどはショートトラック競技についてうかがいます。一番にゴールしたら勝ちというわかりやすいルールですが、一般の方で実際にやったことがある人はまずないと思います。意外と知られてないと思いますが、この競技をするためにはどんな用具がいるのでしょうか?
ヘルメット、ワンピース(ウエア)、ネックガード、手袋、そして靴です。
靴はロング(一周400mのスピードスケート)とは全く違う、ショートトラック専用のものです。たとえばスピードスケートはスラップスケート(かかとがはずれる)が主流ですが、ショートにはないですし、長さやL字型であることも違いますね。
危険防止のため、ワンピースのひざ部分にはニーガードがついていて、ネックガードも今は必須になっています。

――みなさんが一番謎だと思うのは、かけひきのあるショートトラックはどのように練習するかということだと思いますが。特に小さいお子さんなんてどうやって指導されるんでしょうか?
かけひきだけの練習というのはしないです。逆に小さい子は最初から前に出るよう指導します。後ろについて最後に抜くという勝ち方は楽ですが、それを覚えてしまうとそれしかできなくなります。
ですからロングのスピードスケートと基本同じ練習です。違うといえば、一周が短くコーナリングが多いので、その練習が多いことです。ベルトなどを使って、内側に倒れこむ練習をします。
かけひきは、練習や試合の中で経験としてだんだん覚えていくのです。
今は最初からとばすというレース展開が主流で、インから抜く技術とアウトから抜く瞬発力を兼ね備えた選手が上にいきますね。美馬もそのタイプの選手です。

――氷上の格闘技ですからね!すごく迫力のあるスポーツだと思います。石谷監督からみたショートトラックの魅力ってなんでしょうか?
なんやろ・・・スピード感とかけひきかな。

――今幼稚園児からのクラブ員の方がおられるそうですが、選手のみなさんにどういうことを望まれみますか。
そうですね、自分の可能性を信じてやれば必ず結果はついてくるということを教えたいです。スポーツでも会社員もそうだと思うのですが、目標に向かって苦しんだり考えたりして努力するのが何より大切だと思います。

――今最後にズバリショートトラックの指導者として一番うれしいことはなんでしょうか。
選手の笑顔を見た時です!!!

――これからもまた世界に選手を送り出してください!平日のお仕事帰りでお疲れの中、貴重なお話本当にありがとうございました!

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臨海スピードスケートクラブ
長野オリンピック500m金メダリスト西谷岳文選手をはじめ、神野由佳選手、末吉隼人選手、桜井美馬選手の4名ものオリンピック代表や世界選手権など多くのナショナルメンバーを輩出した名門クラブです。
現在幼稚園から中学生までが所属し活動中。また現在、複数の高校生・大学生が競技力強化のために関東地区に進学し、高いレベルで競技を続けています。
練習は臨海スポーツセンターで土曜日の朝と日曜日の夕方、平日は浪速スケートリンクで、ミナトスピードスケートクラブと合同で行っています。
部員大募集中です!興味のある方は、臨海スピードスケートクラブまでメールでお問い合わせください。練習見学して中にお声をおかけいただくのも大歓迎です。
「ショートトラック競技をぜひ見てください。小学生くらいから始められます。体験入部もできますので、ぜひスピード感を味わってください。」石谷監督談。
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